どうも

2011年10月3日 日常
えーと、半年ちょいぶりの日記である。特段僕自身に変わったことなどないが、叔父が福島の比較的原発の近くに住んでいて、震災の現実を少しだけわかっているつもりである。実際叔父とは10日以上も安否確認が取れず、正直もうだめかと思われた矢先に「全員生きているから安心してくれ」との連絡には本当に安心したというか、このような状況の家族が沢山いると思うと本当に辛い。今叔父は宇都宮市内に避難している。自宅に戻れる状況ではないらしい。

そんな僕はあの地震の時どこにいたかというとパチンコ屋である。あの時も大勢の客がいたよね。でも逃げるのに必死だった。隣りの台に座っていたおばさんの手をひいて外に出るのがやっとだった。

今思うとパチンコ屋にいたという罪悪感がこの半年抜けないのが現実。誰も悪くはない。でもパチンコ屋にいたという事実は変える事はできない。パチンコが悪いとは思わない。僕がその瞬間になぜパチンコ屋だったのか。


で、実際に被災地を見た。
叔父が言ってた。「この世に地獄があるとするならばあれが地獄なんだ」
 
「地獄から回復できる日はいつだろうね。」叔父の言葉は重い。

地獄なんてないんだよ。でも天国もないと思うよ。

まぁ、天国も地獄も関係ない人間にとってはどうでも良い話だよね。






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